セクシャルヘルスについて

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セーファーセックス

性感染症(性病)という言葉は聞いたことがあると思いますが、自分には関係ないと思っていませんか?妊娠なら、女性にしか起こらないことですが、性感染症は、男女、年齢などに関係なく、だれもがかかる可能性はあります。性感染症にかからないように、性行為(セックス)のときに、セーファーセックスをすることです。このセクションはセーファーセックスについて話します。性感染症について詳しく知りたい人は「性感染症」のところを見てください。

セーファーセックスとは?

直訳すると、「より安全なセックス」のことです。妊娠や性感染症を防ぐための行動です。厳密に言えば、お互いの体液(血液、膣液など)を相手の身体に入らないようにすることです。また、接触を防ぐために、身体の感染した部分(ヘルペスの腫物、イボなど)を隠すこともそうです。すなわち、リスクのより少ないセックスです。これは、セクシャリティーとは関係なく、だれにでも当てはまることです。 また、性感染症の検査を受けることもセーファーセックスの一環です。特に、新たなパートナー(恋人など)ができたら、お互いに検査を受けることが望ましいでしょう。

セーファーセックスじゃなきゃダメ?

一目で、だれが性感染症に感染しているか、していないか、分かれば、感染した人とセックスしなければいいですが、実際は、性感染症に感染していても、症状がなく、自分で気づいていない人が多いです。つまり、見た目では分かりませんし、本人さえ知らないこともあります。一回感染したら、一生治らない性感染症もありますし(例えば、HIV、肝炎、ヘルペス、尖圭コンジローマなど)、安全のため、サーファーセックスを行った方が賢明です。「今回だけだから、大丈夫」って思っては危ないです。一回だけでも、十分感染しますし、妊娠もそうです。

私はレズビアンだから大丈夫!?

いいえ、大丈夫じゃありません。HIVに関してはリスクが低いとはいえ、ヘルペス、HPV、細菌性膣炎などの他の感染症のリスクはまだあります。性感染症を防ぐためには、デンタルダムなどを使って、体液を身体に入らないようにすればよいでしょう。女性同士のセックスでも予防方法は同じです。

どうすればいいの?

リスクをゼロにしたければ、全くセックスをしないことしかないでしょう。しかし、セックスをしても、ちゃんと予防しておけば、リスクを減らすことができます。

具体的にどういうことをすればいいかというと:

  • 身体的だけでなく、心の準備ができていなければ、まだセックスをしない方がいいです
  • セックスの相手の人数を最低限にすることです。相手の数が多いほど、リスクが高まります。また、自分の相手の他のパートナーが多いほど、自分のリスクも高くなります。
  • 男性用・女性用とは関係なくいつも新品のコンドームを使うことです。また、アナルセックス(肛門)でも、オーラルセクス(口)でも、コンドームやデンタルダムを使うべきです。
  • HIVを含め、性感染症の検査を受ける。
  • アルコールや薬物を使用しないこと。判断力が落ちてしまい、予防をちゃんとしなくなるからです。

コンドーム

一般に、コンドームといえば、男性用のコンドームを意味しますが、この男性用コンドームはペニスをかぶせるため、直接にペニスとの接触が防げます。よって、性感染症も予防できるし、妊娠も防ぐことができます。しかし、100%防げるわけではありませんが、正しく使用すると、かなりリスクを減らせます。

●コンドームをつける前に…

  • 自分のペニスのサイズと合うコンドームを選びましょう。コンドームのサイズは。長さよりも、円周の方が大事です。
  • コンドームを熱くないところ、かつ、湿度の低いところに保管しましょう。また、日光に当たらないようにすること。冷蔵庫など、非常に冷たいところもよくありません。
  • 穴や裂き目がないか、コンドームの袋(パッケージ)を確認すること。
  • 使用期限も確認しましょう。
  • コンドームの袋(パッケージ)を開けるときに、爪や歯など、鋭いものを使ってはいけません。間違って、コンドームのゴムを切ってしまうかもしれないので。
  • ペニスが相手の体に触れる前にコンドームをつけましょう。射精の前でも、後でも、ペニスからの体液が出ますので、その体液で感染が起こりえます。

●どうやってつけるの?

  1. ペニスが固くなっている状態でコンドームをつけます。包皮に余裕がある場合は、ペニスの皮を根元までたぐり寄せておきます。
  2. コンドームの先端の部分を、空気が残らないように、指でつまみます。
  3. 空いている手で、コンドームをペニスの先端にあて、毛を巻き込まないようにして根元まで巻き下ろします。
  4. 射精後、かつ、ペニスが柔らかくなる前に、ペニスの根元でコンドームを押さえながら、膣や肛門からペニスを抜きます。
  5. 精液が漏れないように、ペニスからコンドームを徐々に外します。
  6. 精液が入っているコンドームを縛って、ティッシュなどで包み、ゴミ箱に捨てます。トイレに流さないで下さい。その後、手を石鹸やソープで洗ってください。

●こうなると、どうすれば…

  1. 簡単にコンドームを巻き下ろせないとき、や、逆向きになったときは、そのコンドームを捨て、新しいコンドームを使ってください。
  2. セックスの途中に、コンドームが破れたら、すぐに止めて、膣や肛門からペニスを抜いてください。セックスを続ける前に、必ず、新しいコンドームをつけて下さい。

もっと詳しく?このビデオを見てください。

これも覚えとくべき…

  1. 絶対にコンドームを再利用しないでください。アナルだって、オーラルだって、新しいコンドームを使うことです。
  2. コンドームは1度に1枚だけです。2枚以上を同時につけると、摩擦でコンドームが破れます。

女性用コンドーム

女性用コンドームはあまり知られていないかもしれないが、男性用コンドームと同じく、妊娠や性感染症を予防できます。女性用コンドームは、女性の腟内に装着するもので、2つの柔軟なリングがあります。より小さなリングは「内リング」と言って、子宮頚部を覆う部分です。より大きなリングは「外リング」で、外陰部(女陰、あるいは、陰門ともいう)をかぶせるように、腟入口部に出ているようにつけます。

女性用コンドームはドラッグストアで売っていませんが、インターネットで買えます。

デンタルダム

オーラルセックスは比較的にリスクの低いセックスとはいえ、するときはちゃんと予防をするべきです。そのときに、デンタルダムが有用になります。デンタルダムはコンドームと同じくバリア法です。小さな正方形のラテックスのゴムのシートですが、本来は歯科用に作られたものです。肛門や陰唇のオーラルをするときに、陰唇や肛門の上にデンタルダムを載せます。女性に対して、オーラルセックスをするときによく使用されています。膣液や膣に残っている月経の血による感染を防げます。

デンタルダムも、再利用はよくありません。毎回、新しいものを使ってください。デンタルダムはドラッグストアで売っていませんが、インターネットで買えます。

“後で悔いるより最初から安全でいるのがよい”

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