ちょっと退屈だけど科学的なデータ

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日本語

若者のHIV感染予防対策-複合予防モデルとしてのWYSHプロジェクト.

木原 雅子
日本臨床68巻:541-545頁, 2010年
我が国の若者の性行動は, 過去20年の間に大きく変化した. 著者の知るかぎり, 短期間にこれほど急速な変化を経験した国は, 先進国, 途上国を問わずほかに見当たらない. 本稿では, まず, 若者の性行動に生じた変化と現状を紹介し, その対策の戦略について論じる. 「1. 若者の性行動と流行の文脈」 我が国の若者の性行動の変化は, 高校生の性経験率の変化に最も象徴的に現れている. 1980年代初期には, 男女とも20%前後に過ぎなかった高校3年生の性経験率は2005年には, 男性38%, 女性46%と大幅に上昇し, かつ男女逆転という劇的な現象が生じた. こうした女性優位の若年化とともに, 多数の相手を経験する傾向や多様な性行動を行う傾向が強まり, また1990年代以降のコンドーム国内出荷量の激減に示されているように, 性行動の無防備化も進行し, 若者の間には, 性感染症やHIVが伝播しやすい脆弱な性的ネットワークが形成されるに至っている.

英語

The Health of Lesbian, Gay, Bisexual, and Transgender People: Building a Foundation for Better Understanding.

Institute of Medicine (US) Committee on Lesbian, Gay, Bisexual, and Transgender Health Issues and Research Gaps and Opportunities.
Washington (DC): National Academies Press (US); 2011.

米国の医学研究所から出されたこのレポートは、様々な年代のレズビアン、ゲイ、バイセクシャルそしてトランスジェンダーの人々の健康について、現在までに明らかになっていることを編集して提供している。さらに本レポートは、今後のよりよい理解のため、研究間に存在するギャップや、研究議題の概要について確認を行っている。

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